マイナンバーカードの申請をしよう!その1~4つのメリット+α~
2016年1月に始まった「マイナンバー」制度。みなさん、このマイナンバーを上手く使いこなしていますか?
コロナウイルスによる経済対策のための10万円給付にマイナンバーカードを利用することが政府から通知されたことで、改めてマイナンバーの存在を思い返した方は多いのではないでしょうか。
現在、「マイナンバーカード」の普及率は2020年4月時点で2割弱とかなり低い状態です。この度の10万円給付にマイナンバーカードが利用されたり、また、政府は2021年からマイナンバーカードの健康保険証利用を進めており、数年内に「マイナンバーカード」と「健康保険証」が統合される見込みです。今後、さらに利用されていくことが予想されます。だけど、マイナンバーカードを持つことのメリットって知らされてませんよね。そこで、現状の「マイナンバーカード」のメリットをまとめてみました。
マイナンバーカードの4つのメリット+α
1、身分証明書になる
2、住民票などの各種証明書をいつでもコンビニで発行できる
3、オンラインe-Taxでの確定申告ができる
4、マイナポータル(情報提供等記録開示システム)を利用できる
5、これからマイナンバーカードでできること
1、身分証明書になる
マイナンバーカードには、顔写真、氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーが載っています。
運転免許書と同様に「公的な身分証明書」として使用することができます。
2、住民票などの各種証明書をいつでもコンビニで発行できる
市区町村役場の窓口まで行って、証明書を発行するのは手間ですよね。
マイナンバーカードがあれば、お近くのコンビニですぐに証明書を取得できます。
コンビニで交付できる書類は、主に下記の通りです。
・住民票の写し
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
・各種税証明書
・戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
・戸籍の附票の写し
住んでいる市区町村と本籍地の自治体が異なる人も、本籍地の証明書を取ることができます。
ただし、市区町村で取得できる証明書の種類が若干異なります。
コンビニ利用可能時間:
毎日6:30~23:00(ただし、年末年始(12月29日~翌1月3日)およびシステムメンテナンス日を除く)
https://life-purasu.com/koseki_jumin/jumin_conveni.html
3、オンラインe-Taxで確定申告ができる
マイナンバーカードを使用してe-Taxを利用するとこで、確定申告書類をプリントアウトして郵送もしくは持参する必要もなく、申告期間中は24時間いつでも提出可能です。
e-Taxを使えば、確定申告はもちろん、個人事業の開業・廃業等届出書や所得税の青色申告承認申請書の提出ができます。さらに、所得税や法人税などの国税も納めることができます。
国税庁:https://www.e-tax.nta.go.jp/
4、マイナポータル(情報提供等記録開示システム)を利用できる
マイナポータルは、マイナンバーに関連した個人情報を自ら確認できるポータルサイトを示します。利用者は、ネット上で自身の社会保険料などの納付状況を把握したり、行政機関が自分のマイナンバーに関わる情報をどのように取り扱ったか等を確認できます。
内閣府:https://www.cao.go.jp/bangouseido/myna/index.html
5、これからマイナンバーカードでできること
・マイナポイントで買い物のポイント還元(2020年9月開始予定)
・会社員の社会保険・税手続のワンストップ化(2020年11月運用開始予定)
・健康保険証・お薬手帳として利用できる(2021年3月運用開始予定)
・ハローワークカードとして利用可能にする(2022年以降運用開始予定)
・各種納税手続のデジタル化
・社員証・学生証として利用可能にする
・建設キャリアアップシステムとの連携
・教員免許管理等への活用
デジタル・ガバメント閣僚会議:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dgov/dai5/sankou2.pdf